長らく愛用してきたマウスパッドが汚れてきたので、そろそろ買い替えようと思う。
今使っているのは、メルカリで買ったGUCCIのマウスパッド。ノベルティものらしい。寅年の私は、このトラモチーフがお気に入りだった。
まだまだ使えるのだけど、この汚れを見るたびに、あぁ…と、ほんのちょっとだけ気分が落ち込む。
ここの汚れが気になる……
「これも味」と思えればいいんだけど、これは、マニキュアを塗るときにうっかりついてしまったベースコートで、絶妙にテカッとしている。除光液で落とそうと試みたけど、カーキが落ちてしまうことに気づいてやめた。時と共に色が変わってきて、それを、それさえも愛しく思えたら良かった。でもこれは、私のガサツさによる汚れで、またそれが絶妙にうんざりする。
お気に入りだったけど、ときめかなくなってしまった。ふとしたときに、「新しいマウスパッド買わなきゃ」と思うようになった。
こんまりさんの本は読んだことがないけど、彼女が言う「ときめかなくなったものは捨てる」というのは良い考え方だなと思う。(今度本を読んでみる。)
私が次に狙っているのは、チャールズ&レイ・イームズのエレファントスツールをモチーフにしたマウスパッド。
チャールズ&レイ・イームズ エレファントマウスパッド (スノーホワイト)
これ。
今回マウスパッドを探すなかで出会ったのが、イームズのエレファントマウスパッド。リプロダクト製品と呼ばれるもので、当時のデザインをベースにして再生産したもの、なんだって。オリジナルではないんだけど、それにインスパイアされて、それをベースに作ってる…ということか。ふむふむ。エレファントの形、可愛いなぁ。好きだなぁ。
家具に詳しくない私は、イームズという名前をはじめて知ったんだけど、どうやら家具の歴史に名を残したレジェンドらしい。チャールズ&レイ・イームズ夫妻。
Charles&Ray Eames - チャールズ&レイ・イームズ -
ミッド・センチュリー・モダンの巨匠と称される夫妻は家具、建築、映画、グラフィックなど20世紀のあらゆるデザイン分野で数々の金字塔を残しています。
昨晩、イームズ家具を見たり、関連のページを読んだりしていた私。知れば知るほど、イームズ入門、したくなっちゃった。
私は最近、モノを買うときに「作り手やデザイナーはどんな人か」「どんな思いが込められているものなんだろう」「このブランドはどんなブランド? 」というところまで気にするようになった。もちろん、ホームセンターや100均で手に取ったものをポンッと買うこともあるけど、「買う」と意識的にモノを探すときは、ちゃんと背景まで知りたい。だって、そうすればもっと大切にできるし、作り手のパワーをもらえる気がするから。お気に入りでそろえていきたい。
このマウスパッドを買うことにしたのは良いんだけど、色で悩んでいる。白、黒、茶色があって、白か黒か。
チャールズ&レイ・イームズ エレファントマウスパッド (ブラック)
白い方は、茶色のステッチ。
黒い方は、グレーのステッチ。
色の組み合わせ的には白に茶色のステッチが好きなんだけど、黒も可愛いなぁって。なんだか惹かれるなぁって。
どっちにしようかな。
もうしばらく悩みそう。