ずっと前に買ったZINEなのですが、本棚の整理をしていて「おっ」と読み返したら、やっぱり好きだった。
ページ数もそんなに多くない、コピー本。
手づくり感たっぷり、それがよくて。
「Art mania girls 'zine」
マリーアントワネットのティーンエイジャー時代を切り取った一冊。
ビジュアルと世界観の可愛さに惹かれて映画を見たことがあるけど、私はそこまでマリーアントワネットに詳しいわけではなく、思い入れがあるわけでもない。
題材が気になったというよりも、もともとZINEが好きで、表紙買いしただけだったんだけどず~っと大切に持ってるんだよねぇ。
今はもう通り過ぎてしまったティーンエイジャーの時代。
10代って、10代だけのキラキラがあって、大人になるにつれてどこかへいってしまう。
でも確かにあのキラキラはずっと私たちの中にあって、今もずっと自分を支えてくれてるものだと思ってる。
彼女(マリーアントワネット)のティーンエイジャーは、凡人には考えられないような現実離れしたものだったけど、彼女にとってはそれが世界だった。
まるで別世界の、映画みたいな現実。
ちょっとだけ、ちょっとだけ誰か(今回はマリーアントワネット)の人生に触れられる瞬間って、なんかいい。
そういう瞬間を楽しませてくれる一冊。
行き詰ったときに、手に取ると元気になるZINE。