気がつけば、今年も残すところ……数日らしい。数えるのが怖いけど、とにかく数日らしい。久しぶりのブログになってしまったけど、私が何をしていたか……というとですね。マンガを読んでいました。
電子書籍でマンガを買うことが増えたんですが、無料キャンペーンで興味本位で読んだ『金瓶梅』にドハマり。
とんでもないマンガに出会ってしまった。
『金瓶梅』竹崎真実
グリム童話(『金瓶梅』はグリム童話か……? というのはそっと置いといて)が実は怖くてちょっとエロい。っていうのはなんとなくずっと知っていて。夜中。もう深夜ですよ。2時とか3時とか、寝付けなくて、愛用のコミックシーモアの無料キャンペーンマンガを読もうかな、と。
キラッキラの少女マンガでキュンキュンしたいなぁ~って思ってたんだけど、深夜ということも手伝ったのか、『金瓶梅』をポチリ。
何十年と連載している作品なので、絵がなかなか……大人向け。内容もなかなか大人向け。でも、怖さとエロさも手伝って、読み進めちゃう……。
やばい女とやばい男の話なんですが、うっすら寒気がするほどの胸糞の悪さ。しかし……それが癖になる。
5巻まで無料だったので、読んじゃったんだよね。もう外はすっかり朝なんだけど、5巻以降もキャンペーンで安くなってて、追加で買う手が止まらない。なんてうまい商売なんだ…。と感心しつつ、まんまと罠にハマる。
胸糞だと思ってた主役の女の金連が意外とイイ女で。人殺しもしてるし、やばい思考と行動だし、絶対地獄に落ちるのは間違いないんだけど、自分が「こうだ」って思うことだけは曲げないの。貫くの。そして時々スカッと気持ち良い。
気がつけば朝から晩まで読んじゃって3日くらいで1巻~最新刊の43巻まで読み切りました……。ハマるぅうう!
コミックシーモアでもAmazonでも高評価なんだけど、納得。とびきりの感動があるわけでもない、キュンキュンもない、胸糞な展開も多いですが、これでもかというほど『女の業』を見せつけられた。
早く新刊が読みたい。