2019-07-18

国立新美術館『ウィーン・モダン展』

先日、クリムト目当てで国立新美術館の『ウィーン・モダン展』に行ってきました。

芸術作品に詳しいというわけでもない私。でも、クリムトと聞くと「!! 」と反応してしまう。クリムトの絵をはじめて見たとき、「す…すごい! この絵、好きだ! 」……と。それ以来、名前を言える画家のひとりになりました。ちなみに、クリムトとの出会いはIKEAのアート商品の水蛇なんだけどね。へへ。

今回のウィーン・モダン展、恥ずかしながらクリムトだけが目的だったのですが、知らなかった世界の扉を開いた。クリムト以外の作品も、最初から最後まで余すことなく楽しめました。


国立新美術館
『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』
2019年4月24日(水)~8月5日(月)

 

展示されている絵を描いた人、描かれた人、今はもう、誰も生きてない。みんな死んでしまった。でもたしかに、生きていた。まるで、その時間にタイムスリップするかのような。美術館に行ってこんな感覚になったのははじめてでした。

平日だったということもあり、ゆったりと流れる不思議な時間。美術館はきっと、別次元への入り口なんだと思った。

 

国立新美術館。
長らく東京に住んでいるけど、はじめて来ました。いくつか美術館には足を運んだことがあるけれど、もしかしたら一番好きかもしれない。また来たい。

 

んんん。すばらしい。これ見ただけで震えた。しばらくこの前で立ち尽くす女。

ウィーン・モダン展では、画家やその絵が描かれた背景までも深く掘り下げ、絵画作品だけじゃなく世紀末ウィーンの家具、衣服、銀器なども展示されています。当時の様子を幅広く具体的に解説してくれているので、私のように「この絵、好き! この画家、好き! 」みたいな、“詳しいことはよくわからないけれど層”でも浸りやすい。

いつも見るだけで満足していたけど、背景まで知ることでより一層その世界に浸れるのか、と。ちなみに、音声ガイドプログラムを聞きながらまわりました。

 


エミーリエ・フレーゲの肖像(1902年)
グスタフ・クリムト

館内では、エミーリエ・フレーゲの肖像のみ撮影可。

ただただクリムトの絵が好きだった私は、実はクリムトの人物像についてはあまり詳しく知らなかった。今回、それに触れることができてよかったな。

これがクリムトの作品? というものまで展示されていたのは圧巻でした。クリムトは額縁まで美しい。

『愛』。この絵が意味するものとは。

 

ウィーン・モダン展には、私が今まで知らなかった「すごい、好きだ。(語彙力のなさ)」が詰まってました。

  • 当時の生活を垣間見れる家具、食器、洋服
  • シューベルトの夜会
  • ハンス・マカルト
  • エゴン・シーレ
  • オスカー・ココシュカ
  • ウィーン分離派展のポスター

当時の生活を垣間見れる家具や食器、洋服の展示。

かの有名なシューベルト。「あぁ、こんな夜があったなんて」。

ハンス・マカルト、エゴン・シーレ、オスカー・ココシュカ。覚えた。

食い入るように見たウィーン分離派展のポスター。

 

ウィーン・モダン展のツイッターを見るだけでも楽しいです。

https://twitter.com/wienmodern2019/status/1136196073997754369

「3つの最も嬉しいもの」。
幻想的に見える、過去の時代の人たち。でも、私たちと同じように“欲望”を抱えていたんだよ。不思議だ。

 

本当に素晴らしかった。
素晴らしいなんて言葉じゃ足りないくらい。

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