『6月のラブレター』春田なな
わたくし、デビュー当時から春田なな先生が好きです。同じ新潟出身で私のひとつ年上。作中に出てくる新潟市の場所、全部分かる。一方的に親近感を寄せてます。
デビューからすべての作品を読破していて、2018年10月、待ちに待った新作が発売されました~!👏✨
『6月のラブレター』あらすじ
高1のももこは小学校のころから極度に控えめな性格。支えてくれた親友・真昼は、中学入学を前に亡くなってしまう。そしてももこに訪れる初めての恋──
一向に積極的になれないももこの前に、自称・幽霊となった親友の真昼が現れる。着れなかったはずの制服姿で…。絡みあう恋と友情。甘いのに、どこか切ない初恋感覚ストーリー
……ということで、まさかの幽霊モノ。
正直、私は思いました。
「あぁ…。ついに春田作品と毛色が合わなくなってきたかぁ😢」って。
1巻の最後にまさかの伏線あり
だって、幽霊モノって。私、言うてもいい年ですし、そういうファンタジーじゃなくて甘酸っぱい青春モノが読みたいのよぉって思ったんです。
で・も!
違った。さすが春田ななだった。
1巻の最後、「え!? どういうこと!? そういう感じ!? 」という仕掛けがありました。ヒロインの恋の行方も気になるけど、それ以上に気になる…!
春田なな作品は、とにかく女の子が可愛くて男の子がかっこいい。
青春時代、こんな男子がクラスにいたら……と思ってしまう素敵男子たち。
読んでるとニヤニヤが止まらないんだな。
やはり春田なな強し。
『6月のラブレター』も、首をなが~~~くして新刊を待つ日が続きそうです。